中野 舞葉(ピアノ)

Maiha Nakano

福岡県福岡市出身。

4歳よりピアノを始め、中学まで福岡にて育つ。その後桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部演奏学科を卒業。

幼少より第46回全日本学生音楽コンクール福岡大会第1位をはじめ第7回九州・山口ジュニアコンクール最優秀賞、第4回鳥栖ピアノコンクール第2位、第24回飯塚新人音楽コンクール入選他、多数の受賞歴をもつ。

大学卒業後には渡欧し、チェコ・プラハ音楽院へ留学。現地ではプラハPallfy Palacでのソロリサイタルをはじめ、各地でピアノソロ、室内楽奏者として様々な演奏会に出演。

帰国後は福岡を拠点に後進の指導を行うと共に『客席と距離の近いコンサート』をテーマにコンサートホール他、学校、公共施設やレストラン、サロンなど様々な場所での演奏活動を行っている。

ピアノソロでは東ヨーロッパの作曲家作品をプログラムの中心に置き、スメタナ、ヤナーチェク、ドヴォルジャーク他、チェコ人の作品にも力を入れ積極的に取り上げている。

ソロ活動の他、2006年に結成したピアノデュオ"Duo Krystal"では2台ピアノによるオーケストラ作品の演奏や邦人作品の初演を行う。

また室内楽では2015年にアクロス福岡シンフォニーホールにてヤナーチェク弦楽四重奏団と共演など、弦、管楽器とのデュオや、歌の伴奏など多岐にわたる活動で音楽の幅を広げている。

これまでに原田吉雄、川島伸達、徳丸聡子、中村順子、川瀬祥子、J.マハラチコヴァ、H.バルトン各氏に師事。


浅井 咲乃(ヴァイオリン)

Sakino Asai

テレマン室内オーケストラ、ソロコンサートマスター。

2008年にヴァイオリン・ソリストとして登場し、ヴィヴァルディの「四季」全曲を見事に好演。2010年の日本テレマン協会・第195回定期演奏会(東京文化会館)における同曲の公演も「いま、もっとも聞きたい『四季』と言ってよい」(モーストリークラシック2011年2月号)という高い評価を得ている。2011年には延原武春指揮によるコンセプト・オーケストラ「orchestra Japan 2011」のコンサートマスターを務め、マーラー交響曲第4番ほかを好演。このライブはCDとなり雑誌「レコード芸術」(2012年7月号)にて特薦盤となる。その評の中でも「(交響曲第4番の)第2楽章ではソロ・ヴァイオリンを弾く浅井咲乃が実にうまく、エスプレッシーヴォだ。ポルタメントの効いていること!」(宇野功芳氏)と絶賛。2012年の日本テレマン協会・第205回定期演奏会(東京文化会館)では「浅井咲乃が熱意にあふれた弓さばきで(ヴィヴァルディ作曲の)「ムガール大帝」の華々しいソロを弾きこなすと、大きな拍手と温かな空気が会場をつつんだ」と報道された(共同通信)。

2012年9月にはナミレコードよりヴィヴァルディ「四季」全曲、「ムガール大帝」などを収録した1STアルバムがリリースされ話題となる。

また、浅井のレパートリーはバロック音楽だけにとどまらず、2013年には大阪市中央公会堂にてクライスラーを中心としたプログラムを公演し、好評を博す。現在ではクライスラーの他にも多数のロマン派・近代音楽のレパートリーを持つ。

2013年3月にチェンバロ奏者高田泰治とのデュオ結成。テレマン室内オーケストラにこれまでにない可能性を与えつつ、同団体の「次世代」の中核をになう存在となっている。

大阪府立夕陽丘高校音楽科、および京都市立芸術大学音楽学部を卒業。大学在学中に結成した京都室内オーケストラの活動が認められ、2004年にはバロックザール賞受賞。第6回神戸国際学生音楽コンクール優秀賞受賞。ヴァイオリンを池田真紀子、近藤昌子、高橋満保子、梅原ひまりの各氏に、室内楽を鷲山かをり、岸邊百百雄、J.W.Jahn、バロックヴァイオリンをU.ブンディースの各氏に、バロック音楽の語法を延原武春氏に師事。

2015/6/25に2ndアルバム「『よろこび』と『かなしみ』」をリリース。


姜 隆光(ヴィオラ)

Kang-Yoongkwang

テレマン室内オーケストラ首席ヴィオラ奏者。

2002年の韓国での演奏旅行および、2003年のドイツの演奏旅行においてG.Ph.テレマン「ヴィオラ協奏曲 ト長調」を好演。

2004年の東京定期演奏会では中野振一郎とのデュオでC.P.E.バッハ「ヴィオラとチェンバロの為のソナタ ト短調」を好演。「姜隆光の大振りのヴィオラから引き出される豊かな音色と大らかな歌い回しが快く、終楽章における両者の丁々発止のやりとりも楽しめた。」(「音楽の友」2004年6月号より)という高い評価を得る。

2007年4月の東京定期演奏会では、7弦と共鳴弦を持つ大変珍しいヴィオラ・ダ・モーレという楽器でA.ヴィヴァルディ「ヴィオラ・ダ・モーレ協奏曲 ニ長調」を好演。

その後、バロック音楽への理解と表現力の柔軟さが認められ、テレマン室内オーケストラでもヴァイオリン奏者を務めることとなる。

2007年の東京定期演奏会ではG.F.ヘンデル「ヴァイオリンと通奏低音の為のソナタ ニ長調」やJ.S.バッハ「ヴァイオリンとチェンバロの為のソナタ 第6番」を好演。「姜のヴァイオリンは素朴で誠実な表現をする。それがかえって両作品の作風の違いを浮かび上がらせる。ヘンデルの旋律が何とも優美」(「音楽の友」2008年1月号)という高い評価を得る。

2008年は韓国の各地にて、A.ヴィヴァルディ「四季」全曲をソリストとして好演。

また日本テレマン協会創立45周年記念特別公演では、クラシカル楽器によるL.V.ベートーヴェン・チクルス(交響曲全曲演奏会)をコンサートマスターとして大役を務めた。このベートーヴェン・チクルスの演奏により指揮者の延原武春がドイツ連邦共和国より功労勲章を受けるなど高い評価を得たことはまだ記憶に新しい。

現在はヴィオラへのこだわりがあり再びヴィオラ奏者となり、指揮者・延原武春の音づくりをサポートしている。

1998年大阪音楽大学卒業。